デジタル技術の活用及び DX 推進の取り組み状況
令和 5 年 4 月 10 日
デジタル技術の活用及び DX 推進の取り組み状況
株式会社TAMURA(田村動物病院 どうぶつ眼科センター)
1. デジタル技術の重要性
デジタル技術の活用は、顧客満足度を向上させ、当社の競争力に対し好影響を及ぼす非常に重要な要素だと考えています。
具体的には以下の 3 点より、競合優位性が高まります。
A) 労働生産性の向上
VERITAS ビジョンシステムでは、手術中の眼圧管理がデジタル技術により自動化されており、手術時の眼球の損傷を防ぎつつ、手術時間を短縮できます。またCYCLO G6の導入により、緑内障治療に要する時間も大幅に短縮されます。最新のデジタル技術を活用することで、院内の労働生産性を向上させます。
B) 見える化の推進
ERITAS ビジョンシステムはこれまで視覚的に把握し難かった手術中の状況を、デジタル技術を用い、より詳細に数値化することが可能になります。手術中のモニタリングにより得られる情報により、術前・術中・術後のインフォームドコンセントを徹底します。
C) 安全性の向上
医療現場において、安全性を向上させ医療ミスの可能性を極限まで低くすることは、
レピュテーションリスクを低減するためにも非常に重要です。デジタル技術により術
中の作業を自動化することで、人為ミスがなくなり、安全性が向上します。
2. 上記を踏まえた弊社の経営ビジョン
「デジタル技術を十分に活用して、高度な眼科診療を提供する動物病院へ」
当院は本事業を通じて眼科疾患に特化した機器を導入します。本機器ではデジタル技術を用いた高度な医療を提供します。デジタル技術の活用により当院内と患畜、飼い主様にとって多くのメリットを持ちます。
3. 当社の経営ビジョンの実現のための戦略
● 眼科疾患以外にも今後継続的にデジタル化の検討
● デジタルリテラシーを強化する教育
● 上記をより推進するための外部専門家との連携
4. 戦略推進のための組織体制
代表取締役
田村賢二
取締役
田村美幸
獣医師2名
看護師7名